Windows 7 のネットワークが遅い時の対処法 – その2 オフロードを無効にする
ネットワークの速度が遅くなった時の対処法で、オフロードを無効にするといった方法があります。
オフロードについてはこちらを参照してください。。
ちなみに、このオフロード、仮想マシンとの相性が最悪らしく、Hyper-V で構築した仮想マシンとのレスポンスがめちゃくちゃ悪くなることがあります。通信フォーマンスを向上させるためのオフロードが仮想環境ではボトルネックとなるようです。
とりあえず、このオフロードを、全て無効化する事で、この問題が解決するケースが多いようです。
無効化する手順は 2 通りあって、レジストリを弄る方法と、ネットワークアダプタの設定を弄る方法です。
とりあえず、アダプタの設定をする方法から。
コントロールパネルから、ネットワークと共有センターをクリック。
次に、アダプタ設定の変更をクリック。
設定するアダプタを選択し、右クリックからプロパティを選択。
構成のボタンをクリック
詳細設定のタブをクリック
- IPSec オフロード
- IPv4 Checksum Offload
- Large Send Offload Version 2 ( IPv4 )
- Large Send Offload Version 2 ( IPv6 )
- TCP Checksum Offload( IPv4 )
- TCP Checksum Offload( IPv6 )
- UDP Checksum Offload( IPv4 )
- UDP Checksum Offload( IPv6 )
上記の項目を全て無効にする。
設定後、一瞬だけ通信が途切れるがすぐに元に戻る。
次は、レジストリを弄る方法で、OS 全体でオフにする。
今から紹介する方法は、誤った設定をすると、システムそのものに深刻な影響を与えかねない方法です。
そのようなリスクを承知の上でレジストリを弄るのは自己責任でおねがいします。
ファイル名を指定して実行から、regedit と入力し OK をクリック。
レジストリエディタが起動したら以下のレジストリキーを展開します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters
ここで新規で DWORD 値を作成し、名前は DisableTaskOffload とする。
値を “1″ にするため、作成した DisableTaskOffload を右クリックし、修正をクリックし、値のデータの欄に 1 と入力して OK をクリック。
設定を反映させるため、Windows を再起動させて設定は完了です。
また、新しく、Windows 7 のネットワーク対策として記事をまとめましたので、よろしければ、ご覧下さい。
Windows 7 のネットワークが遅くなった時に試す 3 つの方法
是非「いいね!」をしていただき、最新の情報を Facebook で受け取ってください。
この記事を見て設定してみましたところ劇的に速度の改善が見られました。
有用な記事有難うございました。
画像が見れないですねぇ