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Windows Server での仮想環境( Windows Server 2012 と SCVMM )での検証や勉強した事を書き綴る技術色の強いブログです。

Hyper-V 3.0 の設定画面について。


Windows Server 2012 に標準搭載されている Hyper-V 3.0 で仮想サーバを幾つか運用し、仮想サーバの構築方法を何度か記事にしましたが、改めて、Hyper-V 3.0 の詳細設定を一つ一つ詳しく見ていきます。

▽ ハードウェアの追加

ハードウェアの追加

仮想マシンに追加できるデバイスを選択します。基本的に、ネットワークアダプター・レガシネットワークアダプターをよく使う事になるかと思います。
ネットワークアダプターとレガシーネットワークアダプターの違いは以下の通りです。

  • ネットワークアダプター
    仮想スイッチに接続して仮想マシン間での通信など高度な機能が利用できますが、ゲスト OS に統合サービスをインストールしないと利用することが出来ません。
  • レガシネットワークアダプター
    物理ハードウェアと直接関連付けされるために高度な機能は利用できません。しかしネットワークブート時や統合マシン非対応の OS でも利用できます。

また、Hyper-V 3.0 での目玉機能の一つである、RemoteFX 3D ですが、これを追加すると、仮想マシン上でグラフィックカードが持つ高度な画像処理技術が実現できますが、利用するには、予め Hyper-V 上で RemoteFX 3D 用として使用する 3D グラフィックアダプターを Hyper-V に割り当てる必要があります。

▽ BIOS の設定

BIOS の設定

仮想マシンの BIOS の設定が出来ますが、変更できる点は非常に限られており、ブートの順番と、NumLock のオン / オフだけです。基本的にデフォルトのままで使用する事になるでしょう。

▽ メモリの設定

メモリの設定

仮想マシンが使用するメモリを物理メモリから割り当てます。起動時に割り当てられるメモリの容量を割り当て、ダイナミックメモリの設定をします。ダイナミックメモリの詳細については、当ブログの記事・Hyper-V のダイナミックメモリとは。を参照して下さい。
メモリバッファは OS がバッファとして使用できるメモリの割り当てを指定します。メモリの重みは、複数の仮想マシンがダイナミックメモリで動作している際に土の仮想マシンに優先的にメモリを割り当てるかの優劣を決定する場合に使用します。

▽ プロセッサの設定

プロセッサの設定

プロセッサの互換性

NUMA の設定

仮想マシンに割り当てる CPU のコア数を指定します。当然のことながら、コア数の多い方が仮想マシンのパフォーマンスは向上しますが、Hyper-V では 4 コアまでしか指定できません。ただし、ホスト OS のCPU コアの数を超える数値は設定できません。
NUMA の設定の画面は Hyper-V 3.0 で追加された新機能です。

NUMA とは Non-Uniform Memory Architecture の略で共有メモリ型マルチプロセッサコンピュータシステムのアーキテクチャのひとつ。
引用元:Wikipedia

ここでは NUMA の設定が行えます。1 つの NUMA ノードで使用できるプロセッサの最大数とメモリの最大容量を指定できます。また、1 つのソケットで使用できる NUMA ノードの最大数を指定できます。うまく設定する事で仮想マシンの拡張性が向上します。

▽ IDE コントローラの設定

IDE コントローラの設定

IDE コントローラの設定 / HDD

IDE コントローラの設定 / 仮想 DVD ドライブ

仮想マシンが持つ、IDEコントローラに接続されるハードウェアを指定します。基本的には VHD と仮想 DVD ドライブを使用する事になりますが、物理ドライブの指定もできます。

▽ SCSI コントローラ

SCSI コントローラ

仮想マシンのもつ SCSI コントローラにハードウェアを接続します。SCSI には、複数の VHD を接続でき、物理ディスクも接続することが出来ます。1 つのコントローラに 2 つまでしか接続できない IDE と違い、SCSI では最大 64 台もの機器を接続できるため多くの VHD で記憶域プールを作成する事もできます。

▽ ネットワークアダプターの設定

ネットワークアダプターの設定

仮想マシンが使用するネットワークアダプタの設定を行います。実際に接続する物理アダプタを指定します。事前に作成した仮想スイッチを用途に合わせ選択します。また、ネットワークの帯域幅管理もここで管理できます。

また、仮想マシンキューや IPsec タスクオフロードの設定が出来ます。

ハードウェアアクセラレータ

ここでは、MAC アドレスの割り当てや、 NIC のチーミングなどの高度な機能を設定できます。チーミングの解説はまた、近いうちに記事にする予定ですので、ここでは割愛させていただきます。

高度な機能の設定


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