Server App-V を展開してみる – 手動での展開
SCVMM のサービスで自動展開をするのが目的ですが、先に手動での展開をためしてみます。
手動で展開するためには、Server App-V Agent 用の PowerShell をインストールする必要があります。
手順としては、以下の通りです。手順としては簡単ですが、PowerShell のコマンドレットに慣れていないので少々手間取りました。
- Server App-V Agent 用の PowerShell コマンドレットのインストール。
- PowerShell でコマンドレットを実行。
- 仮想アプリケーションの展開完了。
まず、Server App-V Agent 用の PowerShell コマンドレットをインストールするので、VMM サーバのライブラリにある、AgentCmdletsSetup.exe をインストールします。
通常は \\MSSCVMMLibrary\ApplicationFrameworks\SAV_x64_ja-JP_4.9.37.2003.cr 内にあります。OS のビット数に応じたディレクトリを選択してください。
インストールウィザードが起動しますので、指示どおりに進めていけば問題ありません。
インストールの準備完了画面。インストールを進めるには次へをクリックします。
Server App-V Agent 用の PowerShell コマンドレットのインストール中。
インストールが完了したので、終了するために完了をクリックします。
インストールが完了したら、管理者権限で PowerShell を起動します。
起動したら以下のコマンドレットを実行します。
PS C:\> Import-Module ServerAppVAgent
PS C:\> Add-ServerAppvPackage -Name “パッケージの名前” -Manifest “xxxx_manifest.xml のパス( xxxx はパッケージの名前 )” -SFT “パッケージファイルのパス” -Configuration “構成ファイル( deploymentconfig.xml )のパス”
コマンドレットの実行後、しばらくすると、パッケージに関する情報が表示されます。
エクスプローラで Q:\ 直下に移動し、パッケージがインストールされてるのを確認します。EmEditor のディレクトリへのショートカットが作られていますので、それを開きます。
パッケージの内容がちゃんと展開されています。EmEditor.exe をダブルクリックして起動させます。
これで、手動での展開が完了しました。
普通にインストールされている状態と何ら変わりがありません。これで成功しているのか不安になりますw
次は、いよいよ、本題のサービスでの自動展開・Office との連携にチャレンジしてみたいと思います。
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