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Windows Server での仮想環境( Windows Server 2012 と SCVMM )での検証や勉強した事を書き綴る技術色の強いブログです。

Server App-V を展開してみる – サービスでの自動展開


さて、いよいよ今回は SCVMM のサービステンプレートを使って仮想アプリケーションの自動展開にチャレンジしたいと思います。SCVMM をすると、仮想アプリケーションの展開が、ほぼ自動化されますので、大量の PC に展開する場合は、かなり効率がいいですね。

今まで、以下のような流れで進めてきました。一番下の記事から順番に進めていますので、ご覧になる方は下のリンクからお願いします。

それでは、SCVMM でのサービス展開の方法を解説します。
SCVMM ライブラリのホーム画面でサービステンプレートの作成をクリックします。

サービステンプレートの作成

新しいサービステンプレートの画面で、パターンを選択します。今回は単一マシンに仮想アプリケーションを展開しますので、単一マシンを選択します。

単一マシンを選択

サービステンプレートデザイナーの画面でマシン層を右クリックしてプロパティを選択します。

プロパティを選択

アプリケーションの構成画面。OS の互換性の選択画面で、すべてにチェックを入れます。

すべてにチェックを入れる

次にアプリケーションを構成します。作成した仮想アプリケーションのパッケージを選択します。

パッケージを選択

次に、スクリプトの設定をします。
仮想マシンが展開され、起動すると一番最初に Server App-V Agent を無人インストールさせますので、それのスクリプトを設定します。

  1. スクリプトコマンドの種類は「 プレインストール 」を選択。
  2. 展開順は 1 を指定。これで、起動時に Server App-V Agent の無人インストールのスクリプトが実行されます。
  3. 実行可能プログラムには cmd.exe を指定します。
  4. パラメータには /q /c InstallSAV.cmd を指定します。※ /q が無人インストールの指定。 /c が Server App-V Agnet をインストールする指定。
  5. スクリプトソースパッケージは SAV_x64_ja-JP_4.9.37.2003.cr( 4.9.37.2003 )を選択します。
  6. 実行アカウントは指定なし。
  7. タイムアウトはデフォルトのままではタイムアウトでエラーとなり、展開に失敗するケースがありますので、長めに設定することをお勧めします。

スクリプトの値を設定

スクリプトの設定が完了したら、サービステンプレートデザイナーの画面に戻り、展開の構成をクリックします。

サービステンプレートデザイナー

展開の構成画面。
展開のイメージが表示されています。配置先のホストの設定や、サービスの名前などの値に間違いがなければこのまま展開します。

展開の構成

順調にいけば、完了しますので、展開が終わるまで、しばらく待ちます。
展開が終了すると、ジョブ画面で以下のようなログが表示されます。EmEditor がインストールされているのがわかる。

ジョブの完了画面

展開が完了したので、最後に確認をします。コンソール経由で仮想マシンに接続して、Q:\ 直下を参照します。
EmEditor のディレクトリが作成され、インストールされているのがわかる。

仮想アプリケーションの展開が成功している

仮想アプリケーションとローカルにインストールしてある EmEditor を並べてみましたが、ローカルにインストールされているのと変わりなく操作ができます。

仮想アプリケーションとローカルにインストールされている EmEditor の比較

appv_manifest.xml を EmEditor で開いてみたところ。
ちゃんと色分けされ、表示されています。

仮想アプリケーションとローカルにインストールされている EmEditor の比較

これで、SCVMM を使用しての Server App-V の自動展開の作業は終了です。
今回はシンプルなアプリケーションの展開の検証でしたが、今度は Office 2013 を仮想アプリケーションとして展開してみたいと思います。

また、現時点では Share Point や SQL Server などは未対応ですが、将来的にはサポートされることを願います。


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