ソフマップ・ドットコム

Windows Server での仮想環境( Windows Server 2012 と SCVMM )での検証や勉強した事を書き綴る技術色の強いブログです。

SCVMM でクラウドに Web アプリケーションを展開する。


スケールアウトに関する検証は、前回までの記事で検証しましたが、Web ベースでのアプリケーションの展開の検証を、まだしていなかったので、今回は簡単な Web アプリケーション( といっても今回は単純な HTML ページを表示させるだけです )を展開したいと思います。

IIS を構成した Windows Server 2012 ベースの VM テンプレートを使い、仮想マシンを自動的にクラウドに展開し、Web アプリケーションを展開します。

まず、SCVMM のライブラリにある、\\MSSCVMMLibrary\ApplicationFrameworks\WebDeploy_x64_ja-JP_3.1236.1631.cr にある、WebDeploy.msi を IIS を実行しているサーバでインストールします。これは Web 配置ツールといって、IIS にアドオンできるツールで、Web サイトや Web アプリケーションのパッケージ化などを行えるツールです。

WebDeploy.msi のインストール

インストーラーを実行し、ウィザードに従ってインストールを行います。セットアップの種類の選択画面では、標準を選択してインストールを進めます。

標準を選択する

インストールが終了するのを待ちます。インストール自体はすぐに終わります。

インストール中

インストールが完了したら、IIS マネージャーを起動して、Default Web Site を右クリックし、展開 → アプリケーションのエクスポートを選択します。

アプリケーションのエクスポート

パッケージのエクスポート画面が表示されます。パッケージ化する内容を確認して、次へをクリックします。

パッケージ化する内容を確認

今回は WebAppDemo.zip と名前を付けて、パッケージ化する事にします。

パッケージ化の名前とパス

パッケージのエクスポートが完了したら、終了をクリックします。

終了をクリック

次に、SCVMM のコンソールから、エクスポートしたパッケージをライブラリにインポートします。
ライブラリのホームから、物理リソースのインポートを選択します。

物理リソースのインポート

インポートとする物理リソースを選択します。
リソースの追加をクリックし、先ほどパッケージ化してエクスポートした WebAppDemo.zip を選択します。その後、ライブラリサーバ及び、インポートされるリソースの保存先の選択で、ライブラリサーバの任意の場所を指定し、パッケージの準備は完了です。

インポートとする物理リソースを選択

次はいよいよ展開するサービスのテンプレートを作成します。

サービステンプレートを作成

新しいサービステンプレートの画面でテンプレートの名前を入力します。

新しいサービステンプレートの画面

サービステンプレートデザイナーの画面でマシン層を右クリックしてプロパティを選択します。

プロパティを選択

ハードウェアの構成画面で、ネットーワークの設定を行います。静的 IP にチェックを入れ、IPv4 のみを選択します。

ネットワークアダプタの設定

OS 構成の画面から、インストールするロールを選択します。今回は Web サーバと IIS 管理コンソールにチェックを入れます。

OS の構成設定

アプリケーションの構成画面で、OS の互換性の部分で全てにチェックを入れ、スクリプトの選択する。

スクリプトの設定

スクリプトの設定します。ここで設定するスクリプトは、Web 配置ツールをサイレントインストールさせるためのスクリプトで、OS の構成時に自動的に実行されるスクリプトです。

実行可能プログラム:cmd.exe
パラメータ: /q /c InstallWebDeploy.cmd
スクリプトソースパッケージ:WebDeploy_x64_ja-JP_3.1236.1631.cr
タイムアウト:300

スクリプトの詳細設定

次に 追加ボタンをクリックして、Web アプリケーションを追加します。

Web アプリケーションの追加

Web アプリケーションの構成画面ですが、Web アプリケーションのパッケージを指定するのみで、ここでは特に設定する項目はありません。

Web アプリケーションパッケージの追加

サービステンプレートデザイナーの画面に戻り、展開の構成をクリックします。

サービステンプレートデザイナーの画面

サービステンプレートの名前と展開先を指定します。今回はクラウドへ展開します。

展開先の指定

問題がなければ、サービスの展開をクリックします。

サービスの展開

サービスの展開が始まり、ジョブが走り出します。
ジョブの進捗状況を見守りながら、ジョブの完了を待ちます。展開するパッケージが少ないので、それほど、時間はかかりませんでした。
特に問題なく、サービスの展開が完了したようです。

ジョブの完了画面

早速、ブラウザを起動し、展開した仮想マシンの FQDN でアクセスします。
問題なく、ちゃんと展開されていますね。

ブラウザでアクセス

次にサービスを見てみましょう。展開した Web アプリケーションが正常に稼働しています。

サービス詳細

以上で、Web アプリケーションの自動展開は成功です。
今回は検証のため、簡単な HTML ページのみの展開でしたが、もっと大規模な Web アプリケーションを展開できます。

また、サービステンプレートを更新するだけで、アプリケーションだけのバージョンアップなどが可能になります。
これからについては、次回以降で検証してみたいと思います。


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