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Windows Server での仮想環境( Windows Server 2012 と SCVMM )での検証や勉強した事を書き綴る技術色の強いブログです。

SCVMM で SQL Server データ層アプリケーション( DAC )のアップグレードを実行する。


今回は、サーバに展開した SQL Server データ層アプリケーション( DAC )をアップグレードしてみます。展開してあるデータベースの内容は適当なテーブルを作成し、そこにデータを格納しただけの簡単なものです。
以下の画像のデータを全く別のデータベースに変更します。今回も、別の SQL Server で作成した単純なデータが格納されているデータベースを使用します。

テーブルの内容

今回は WindowsEdition というデータベースを使用します。前述の通り、テーブルの中にデータが格納されているだけの単純なデータベースです。そのデータベースから、データ層アプリケーションの抽出を行い、DAC パッケージを作成します。

データ層アプリケーションの抽出

データ層アプリケーションの抽出を選択すると、ウィザードが起動するので、指示通り進めていきます。途中、ファイル名や保存場所などの指定を求められますが、それぞれ任意の値を入力します。

データ層アプリケーションの抽出ウィザード

あとは指示通り、進めていけばパッケージの作成が完了します。

パッケージの完成

次は、抽出した、ファイル名.dacpac を SCVMM のライブラリにインポートします。

DAC のインポート

インポートが完了したら、現在使用中のサービステンプレートをコピーします。バージョンを v1.3.7 とし、コピーしたテンプレートをサービステンプレートデザイナーで開きます。

テンプレートデザイナーを開く

デザイナーが開いたらマシン層を右クリックしてプロパティを選択します。
ちなみに、コンピュータ層はスケールアウトが可能で、最大インスタンス数は 5 に設定を変更しました。

マシン層を右クリック

アプリケーションの構成画面で SQL Server データ層アプリケーションを選択します。

アプリケーションの構成画面

ここで、先ほど、パッケージ化した新しい DAC を SQL Server データ層アプリケーションの設定画面で設定します。

DAC パッケージ化を設定

次に、SQL Server データ層アプリケーションの設定画面でインスタンス名を指定を行います。

インスタンス名を入力

あとは認証の種類・パッケージ・実行アカウントを設定して OK をクリックします。

DAC の展開設定

以下のような構成で、テンプレートを保存します。サービスのアップグレードなので、ここで展開してはいけません。

構成図

展開中のサービスを選択して上部リボンの「 テンプレートの設定 」をクリックします。

テンプレートの設定

更新済みサービステンプレートの設定画面が起動するので、「 このサービスの現在のテンプレートを更新済みテンプレートに置き換える 」にチェックを入れて、先ほど作成した v1.3.7 のサービステンプレートを設定します。

更新済みサービステンプレート

更新方法の画面で「 配置済みのバーチャルマシンに更新プログラムを適用する 」を選択します。

更新方法の指定

更新プログラムの確認画面。
サービステンプレートをサービスに適用の箇所で、新しい値の部分を確認する。置き換えるパッケージの名前と現在のパッケージの名前が表示されている。
更新前のパッケージは fruit_1.1.dacpac で新しいパッケージは WindowsEdition.dacpac となっています。

更新プログラムの確認

設定の確認画面。
更新するサービステンプレートや、更新方法に間違いがないかを確認後、完了をクリックします。

設定の確認画面

保留中となっている更新するサービスを選択して、上部リボンの「 テンプレートの設定 」をクリックします。

テンプレートの設定

サービスの更新が始まりました。パッケージを差し替えるだけなので、すぐに完了します。

更新の開始

サービスの更新が完了したら、ジョブの画面でログを確認してみましょう。
現在の SQLDAC アプリケーションがアンインストールされ、新しい SQLDAC アプリケーションがインストールされています。

ジョブの確認

サービスの更新が完了したので、早速、データベースにアクセスして、サービスのアップグレードがちゃんと行われているか確認しましょう。
SQL Server Management Studio から SQL Server へログオンします。

ログオン画面

ログオン後、データベースを展開し、テーブルの内容を確認します。
完全に差し替える前のテーブルがが削除され、全く新しい内容のテーブルに差し替わっています。
これで、SQL Server データ層アプリケーションのアップグレードは完了です。

データベースの更新


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