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Windows Server での仮想環境( Windows Server 2012 と SCVMM )での検証や勉強した事を書き綴る技術色の強いブログです。

SCVMM では Hyper-V レプリケーションがサポートされていない?


Windows Server 2012 で Hyper-V クラスターを構成したものの、SCVMM からレプリケーションする項目が見当たらない。
仕方がないので、フェールオーバークラスターマネージャーから、クラウドへ展開している RDS 用の Windows 7 Enterprise 3 台をレプリケーションしてみた。

無事にレプリケーションが完了したところで、SCVMM からレプリカサーバに指定したホストへ移動し、レプリケートした 3 台の Windows 7 の仮想マシンがサポートされていない VM 構成となっている。

サポートされていない VM 構成

この状態はいったい・・・?SCVMM ではレプリケーションをサポートしていないのか?
とりあえず、レプリケーションの最初から、おさらいしてみることにする。

フェールオーバークラスターマネージャーから、Hyper-V クラスターの役割を右クリックして、役割の構成を選択する。

役割の構成をクリック

役割の構成の画面で仮想マシンをクリックして、レプリケーションする仮想マシンを選択する。今回は RDS 用に展開した Windows 7 Enterprise 3 台を選択する。

Windows 7 3 台を選択する

Hyper-V クラスター上に、レプリケーションする Windows 7 の仮想マシン 3 台が表示されている。
レプリケーションを実行する仮想マシン右クリックして、レプリケーションを有効化を選択する。

3 台ともレプリケーションを選択する

レプリケーションを有効するためのウィザードが起動するので、指示通り従って進めていきます。

レプリケーションを有効化にするウィザード

レプリカサーバの指定では、クラスターを構成していない、Hyper-V ホストを選択します。

レプリカサーバの指定

接続パラメータの指定画面では、ポート番号が 80 番、認証の種類が Kerberos 認証にチェックを入れます。

Kerberos 認証にチェックを入れる

レプリケーション VHD の選択画面で、認識されている全ての仮想ディスクにチェックを入れます。
そうしないと完全なレプリケーションを行う事が出来ません。

レプリケーション VHD の選択画面

回復の履歴の構成画面では「 最新の回復ポイントのみ 」にチェックを入れます。

回復の履歴の構成画面

初期レプリケーション方式の選択画面では「初期コピーをネットワーク経由で送信する」に、初期レプリケーションのスケジュールは「 すぐにレプリケーションを開始する 」にチェックを入れて次へをクリックします。

初期レプリケーションの方式

レプリケーションを有効にするウィザードが完了しました。設定内容に誤りがないかを確認後、完了ボタンをクリックすると、すぐにレプリケーションが開始されます。ここで、他の 2 台にも同じ設定を行い、レプリケーションを有効し、開始させます。

レプリケーションを有効にするウィザードの完了

Windows 7 仮想マシンのレプリケーションの概要。

レプリケーション中の仮想マシン 01

レプリケーション中の仮想マシンその 2

レプリケーション中の仮想マシン 02

レプリケーション中の仮想マシンその 3
レプリケーションには、それなりの時間がかかりますので、気長に待ちましょう。

レプリケーション中の仮想マシン 03

3 台ともに、無事、レプリケーションが完了しました。

レプリケーションされた仮想マシン01

現在のレプリカサーバが WS2012-VMM-SVR となっています。

レプリケーションされた仮想マシン02

3 台とも、レプリケーションの状態は有効で、正常性も標準となっています。

レプリケーションされた仮想マシン03

フェールオーバークラスターマネージャーからのレプリケーションは無事に成功していますので、それでは、話を元に戻します。
SCVMM へ戻り、レプリケーションされた 3 台のレプリカサーバである、Hyper-V ホストへ移動すると、レプリケーションした 3 台の仮想マシンが、サポートされない VM 構成として、ジョブの画面が失敗となっています。

SCVMM ではサポートされない VM 構成と表示

そこで、レプリケーションした仮想マシンのプロパティを確認してみることにした。
状態の画面で、エラーとなっているので、エラーの詳細を確認してみる。
すると、\\Replica-SV\Replication\Hyper-V Replica\Virtual hard disk\××××××××××.vhd は WS2012-VMM-SVR に登録されていない共有にありますと表示されています。( エラーコード:13931 )
SCVMM に登録していない場所へ保存されているので、SCVMM 側がレプリケーションされた仮想マシンを認識できないということかな?

エラーの詳細

とりあえず、SCVMM 側に \\Replica-SV\Replication\ をファイル共有記憶域として認識させることにした。
SCVMM のファブリックからリボンにある、リソースボタンをクリックして、記憶装置をクリックする。

記憶装置を選択する

記憶装置の追加ウィザードが起動するので、記憶域プロバイダーの種類を選択する。
Windows Server 2012 内の共有なので、一番上にあるメニュー「 Windows ベースのファイルサーバを管理対象記憶域デバイスとして
追加する 」にチェックを入れて次へをクリック。

メニューの一番上にあるチェックボックスにチェックを入れる

検出スコープの画面で、プロバイダー IP または、FQDN を指定する。
プロバイダーなんて書き方するからややこしいんだよ・・・。

FQDN を入力する

記憶域装置の検出とインポートが行われ、記憶装置に Replica-SV が検出されましたので、次へをクリックします。

ファイル共有記憶域が検出された

記憶域デバイスの選択で、検出された Replica-SV で共有されているディレクトリの中から、SCVMM 側に認識させる記憶域を指定します。

Replica-SV で共有されているディレクトリの中から、SCVMM 側に認識させる記憶域を指定

サマリーの画面で設定の確認を行います。検出スコープが指定したホストの名前と一致しているかを確認する。
問題がなければ、完了ボタンをクリックします。

設定の確認を行う

SCVMM が正しく先ほどの記憶域を認識しているかを確認します。Replica-SV が正しく認識されているのがわかります。

ファイルサーバの一覧

これで、レプリケーションした仮想マシンが配置されているパスが、SCVMM に認識されるはずです。
レプリケーションした仮想マシンのあるホストで仮想マシンを右クリックして「 最新の情報に更新 」をクリックします。

最新の情報に更新

これで、サポートされていない VM 構成というエラーも消え SCVMM 側からも正常に仮想マシンが認識されました。

正しく認識されました

が、その仮想マシンを選択して起動しようとしても上部リボンがグレーアウトしていてなにも受け付けません。

メニューがグレーアウトしていて使えない

はて、これは一体・・・。相変わらず、SCVMM 側で、レプリケーションメニューが表示されないし、どうなっているのか。
一応、仮想マシンの複製という項目もあるのだが、これもグレーアウトしていて操作が出来ませんでした。

これに関しては、今のところ、全く解決策が見当たりません。とりあえず、ネットで検索してそれらしいドキュメントがあれば、随時報告したいと思います。


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