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Windows Server での仮想環境( Windows Server 2012 と SCVMM )での検証や勉強した事を書き綴る技術色の強いブログです。

コモンダイアログの履歴を削除し、保存機能を抑制する方法


ファイルの保存などの時に表示されるコモンダイアログですが、その時、一緒にファイルの履歴一覧情報が表示されてしまいます。
企業などでは機密情報漏洩のリスクヘッジとして、対策がなされている環境もあるかと思いますが、個人レベルでの使用に関しては対策していないケースが多いのではないでしょうか。

機密情報の保護対策

個人でのみ使用している PC であっても孤児情報の漏洩というのは他人事ではありません。個人情報保護の観点からも必要の無いファイルの履歴情報は削除しておくべきではありませんので、今回は、コモンダイアログに残った履歴の削除と、履歴の抑制について解説します。

今回のケースでも、レジストリの操作・編集を行いますので、下記の注意事項に同意できる方のみ、設定をして下さい。

※ レジストリの操作を伴うものは一歩間違えると使用しているシステムに、深刻なエラーを引き起こし、最悪の場合、システムが起動し無くなる場合もありますので、操作・編集には充分、注意をしてください。また何らかのエラーやシステムの不具合アが生じた場合でも、責任は一切負いませんので、自己責任でお願い致します。

レジストリエディタの起動とレジストリキーの削除

履歴の一覧が表示されたコモンダイアログ

まず、ファイル名を指定して実行から regedit と入力して、レジストリエディタを起動します。
起動したら、以下のレジストリキーを展開します。

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\ComDlg32

※ ComDlg32 キーがない場合は、新しく作成して下さい。

レジストリキーを展開

ComDlg32 キー以下に LastVisitedPidlMRU キーがあるので削除します。

LastVisitedPidlMRUキー を削除

続いて、LastVisitedPidlMRULegacyキー も削除します。

LastVisitedPidlMRULegacyキーを削除します

最後に OpenSavePidlMRUキー を削除します。

OpenSavePidlMRUキー を削除

続いて、以下のレジストリキーを展開します。

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Comdlg32

※ ComDlg32 キーがない場合は、新しく作成して下さい。

展開した ComDlg32 を選択し、右クリック → DWORD 値をクリックします。

レジストリキーを展開し、新しい値を作成する

作成した値の名前を、NoFileMru に変更後、右クリックして修正を選択します。

修正を選択

値のデータに 1 と入力して OK ボタンを押せば完了です。

値のデータに 1 と入力します

レジストリエディタを終了させて、動作確認してみましょう。
適当なファイルを保存し、コモンダイアログを表示させます。表示したら、ファイル名の所にカーソルを持って行っていくと以前までは残っていた履歴が完全に削除され、保存されることも無くなりました。これで、カスタマイズは完了です。

ちなみにからくりは、先ほど作成した DWORD 値「 NoFileMru 」で履歴の記録を抑制しています。

コモンダイアログに残っていた履歴が削除されました


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