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Windows Server での仮想環境( Windows Server 2012 と SCVMM )での検証や勉強した事を書き綴る技術色の強いブログです。

SCVMM で SQL Server を展開するには。


System Center 2012 Virtual Machine Manager では SQL Server と連携した多層構造のアプリケーションを展開する事が出来ます。例えば、業務用のグループウェアを構築する場合、Web サーバ上で PHP や ASP.NET などが動作するフロントエンドとグループウェアで扱うデータ、例えばユーザのアカウントやパスワードの情報・グループウェアの設定情報などを格納するデータベースが動作するサーバを構築する必要があります。

SCVMM を使用すれば、このような複雑な構造のグループウェアも容易に展開する事が出来ます。中規模・大規模な業務システムともなれば、多数の SQL Server とアプリケーションサーバを連携させ、稼働させる必要があり、またクラスターなどの構成など手動で展開するのは非常に手間のかかる作業です。

時間もかかる上、人件費も高くつきますが、このようなアプリケーションを仮想サーバで構築し SCVMM を使用して事前に作成した、SQL Server の設定情報などを含むプロファイルや OS の構成情報などを含むテンプレートなどを利用する事でアプリケーションと仮想サーバの展開を完全に自動化することができ、人件費などのコストを大幅に削減する事が可能となります。

データベース

SQL Server と Sysprep

通常、SCVMM で仮想マシンを展開する場合は、ある程度の OS の設定や業務上必要なアプリケーション( sysprep の影響を受けないアプリケーション )などをインストールした VHD に sysprep で一般化した VHD をテンプレートとして使用して仮想サーバの展開を行いますが、SQL Server のテンプレートを作成する場合、SCVMM では、SQL Server を完全にインストールをした VHD イメージはサポートされていません。

では、どのようにして、SQL Server の構成情報を含む VHD を作成し、テンプレートとして作成しておくのかと言うと、SQL Server をインストールする際に、スタンドアロンインスタンスのイメージの準備と作業を行う必要があります。

つまり、VHD イメージの作成時にはインスタンスのインストールのみを行い、sysprep を実行し、一般化した VHD をテンプレートとして使用します。そして仮想マシンが展開され、SQL Server が展開されるときに、準備済みスタンドアロンインスタンスイメージが自動的に完了し、SQL Server の展開が完了すると言った具合です。

SQL Server

次回は、そのインスタンスの準備済みの VHD の作成方法について解説したいと思います。


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